骨盤は毎日動いている!
骨盤は強力な靭帯に守られながら毎日、開閉を繰り返しています。
骨盤は朝起きたときがもっとも閉まっていて、起きると少しずつ開き続けます。
夜、寝る時に開ききった状態になり、就寝と同時に再び閉まり始めます。
この骨盤の開閉リズムは気分や感情にも影響を与えています。
骨盤が閉まっている時 →気分が上がりやすくなる 交感神経が優位な状態
骨盤が開く →気分が下がり気味になる 副交感神経が優位な状態
気温によっても骨盤の動きがあります。
気温が上がるにつれて開き、寒くなると閉じるという自然のリズムがあり
エアコンの効いた室内で1年中過ごしていると、骨盤のリズムも崩れやすくなってしまいます。女性の骨盤は歪みやすい
女性と男性では骨盤の形状に差があります。
女性の骨盤は、子宮がある分男性の骨盤より大きく、出産時に赤ちゃんを通すため、
横幅が広く全体的に浅いつくりになっています。
さらに、出産時には骨を結合させてる靭帯が緩み、骨盤が開く仕組みになっています。
骨盤を支える筋力も男性より弱いため、女性は男性よりも骨盤が歪みやすいといえます。
特に産後半年ほどは骨盤が緩んだ状態が続くうえに妊娠期間中の運動不足の影響で骨盤周辺の筋肉が弱っているため、歪みやすくなっています。
骨盤は背骨とも繋がっていますので、骨盤が歪むと、全身のバランスが崩れてしまいます。
そのため、出産後は、骨盤矯正で体を整えることがとても重要になってきます。
心は体と密接につながっています。
イライラしたり、うつうつとした気持ちが晴れず、気分が落ち込みやすい、
普段なら、聞き流していたような友人の些細な言葉に反応してしまうような時、体に何か歪みが生じていることも考えてみて下さい。
姿勢が悪くなり、肺に酸素を取り込めなくなっていると、呼吸が浅くなり、十分なエネルギーを脳へ送ることが出来なくなっていると、ちょっとしたストレスに心も対応できない状態になってしまいます。